【FXレバ規制対談】レバレッジを使って資産を守る時代がやってくる
■FXレバ規制直前対談連載 制度改正を「追い風」にする投資方法を大公開
全8回連載 クリック証券高島社長×田嶋智太郎氏
対談連載第8回(最終回)−−2011年には金融取引のレバレッジが、FX取引で25倍、CFDは10倍に抑えられるようになる。韓国でIPOを予定するクリック証券をはじめとして、新しい金融取引の時代がやってくる予感がある。そこで、今回は今後のFX取引を我々個人投資家はどんな形で使いこなせばいいのか。そして、FX業者をどんな基準で選べばいいのか。経済アナリストの田嶋智太郎氏、クリック証券・高島秀行社長に話し合っていただいた。
田嶋 現在のFX市場というのは、たとえば取引高なんかを見ると、おそらく日本は世界で最も取扱高が大きいマーケットになっていると思うんですね。その背景には、やはり世界でも最高クラスの取引環境あって、各社とも熾烈な競争を繰り広げているわけです。しかし、これもレバレッジが50倍、25倍に引き下がっていけば、熾烈なコスト競争というのはなくなると思います。
高島 FXの取引高が大きいのは、高いレバレッジを使って超短期間で売買を繰り返す「スキャルパ―」の存在が大きいんですね。わずかな変動幅を、レバレッジを使って大きなロットで売買する。前にも言ったように、現在のFX市場の取引高というのは、このスキャルパ―によって構成されている部分もあり、レバレッジが25倍にまで下落すれば、当然取引高は減少すると考えられます。
田嶋 そうなればFX業者は、様々な形で生き残りをかけなくてはならないわけですが、方法は大きく分けて2つあると思います。ひとつは、FX取引を経験したことのない個人投資家に対して、FX取引の魅力を啓蒙して市場参入を促す方法。そして、もう一つはCFDといったFX商品との組み合わせで、より魅力のある投資環境を作っていく。
高島 FXという商品の魅力を一般の投資家に理解してもらうのは、ある意味でFX業界にとってはずっと目指してきたことですが…。
田嶋 どんどん円安が続けば、日本人は資産をほとんど円預金で持っているわけですから、インフレによって資産価値が目減りする。そんな状況に対応できるのはFXかCFDしかないんです。1000万円持っている人が、全額外貨預金をするわけにはいかない。しかし、100万円だけ使って10倍のレバレッジかけて外貨を買えば、1000万円の総資産が円安で目減りしてしまうことを防ぐことができるんです。
高島 そういう意味では、FXの25倍というのは決して低い倍率ではないということですね。
田嶋 CFDのレバレッジ規制=10倍というのも、ある意味で十分な倍率と言えます。CFDは、株式や金、原油といったボラティリティの大きなマーケットをカバーしているので、10倍でも十分だと私は思います。
高島 弊社ではすでにCFDのレバレッジを10倍にして提供しています。これ以上、レバレッジを高く設定するのは相場変動の大きいときを想定すると不安になりますね。
田嶋 ところで、クリック証券CFDさんは、前回お話しいただいたように韓国コスダック市場でIPOという戦略を打ち出しているわけですが…。韓国でのFX取引といったことも視野に入れていらっしゃるんでしようか。
高島 韓国では、最近になってFXが解禁になって、韓国の証券会社がFXサービスを開始する動きがあります。弊社は韓国市場に直接進出するというよりも、カウンターパーティー(取引会社)といった形での参入になるかと思います。ただ、長期的な計画では中国でインターネット証券をやってみたいですね。証券会社は無理でも、証券会社に取引システムを提供するシステム会社として参入するスタイルでもいい。
田嶋 前にも指摘しましたが、FX取引会社がCFDを併設してグローバル・トレードの投資環境を提供したり、あるいはクリック証券さんのように実際に海外に出てビジネスをやっていく。そういう付加価値が、FX業界全体の信用やブランドを高めるんだと思います。一般の個人投資家が、メガバンクや大手証券会社と同じ視線でFX業者を見てもらえるかどうかが、これからの大きな課題なんでしょうね。
高島 今回のレバレッジ規制によってFX取引の魅力がなくなるということではない、逆にこれまでリスクのある商品だという理由でFXを敬遠してきた投資家がFXを実際にやってみるようになり、株式と同じ証券会社の提供する金融商品のひとつとして、裾野が広がるいい機会だと思います。もっともっと多くの投資家にFX取引の魅力、メリットを理解していただければと思います。個人投資家にとっても、今後は安心して参入できる環境が形成されていくと考えています。(取材・文責:サーチナ・メディア事業部)
全8回連載 クリック証券高島社長×田嶋智太郎氏
対談連載第8回(最終回)−−2011年には金融取引のレバレッジが、FX取引で25倍、CFDは10倍に抑えられるようになる。韓国でIPOを予定するクリック証券をはじめとして、新しい金融取引の時代がやってくる予感がある。そこで、今回は今後のFX取引を我々個人投資家はどんな形で使いこなせばいいのか。そして、FX業者をどんな基準で選べばいいのか。経済アナリストの田嶋智太郎氏、クリック証券・高島秀行社長に話し合っていただいた。
田嶋 現在のFX市場というのは、たとえば取引高なんかを見ると、おそらく日本は世界で最も取扱高が大きいマーケットになっていると思うんですね。その背景には、やはり世界でも最高クラスの取引環境あって、各社とも熾烈な競争を繰り広げているわけです。しかし、これもレバレッジが50倍、25倍に引き下がっていけば、熾烈なコスト競争というのはなくなると思います。
高島 FXの取引高が大きいのは、高いレバレッジを使って超短期間で売買を繰り返す「スキャルパ―」の存在が大きいんですね。わずかな変動幅を、レバレッジを使って大きなロットで売買する。前にも言ったように、現在のFX市場の取引高というのは、このスキャルパ―によって構成されている部分もあり、レバレッジが25倍にまで下落すれば、当然取引高は減少すると考えられます。
田嶋 そうなればFX業者は、様々な形で生き残りをかけなくてはならないわけですが、方法は大きく分けて2つあると思います。ひとつは、FX取引を経験したことのない個人投資家に対して、FX取引の魅力を啓蒙して市場参入を促す方法。そして、もう一つはCFDといったFX商品との組み合わせで、より魅力のある投資環境を作っていく。
高島 FXという商品の魅力を一般の投資家に理解してもらうのは、ある意味でFX業界にとってはずっと目指してきたことですが…。
田嶋 どんどん円安が続けば、日本人は資産をほとんど円預金で持っているわけですから、インフレによって資産価値が目減りする。そんな状況に対応できるのはFXかCFDしかないんです。1000万円持っている人が、全額外貨預金をするわけにはいかない。しかし、100万円だけ使って10倍のレバレッジかけて外貨を買えば、1000万円の総資産が円安で目減りしてしまうことを防ぐことができるんです。
高島 そういう意味では、FXの25倍というのは決して低い倍率ではないということですね。
田嶋 CFDのレバレッジ規制=10倍というのも、ある意味で十分な倍率と言えます。CFDは、株式や金、原油といったボラティリティの大きなマーケットをカバーしているので、10倍でも十分だと私は思います。
高島 弊社ではすでにCFDのレバレッジを10倍にして提供しています。これ以上、レバレッジを高く設定するのは相場変動の大きいときを想定すると不安になりますね。
田嶋 ところで、クリック証券CFDさんは、前回お話しいただいたように韓国コスダック市場でIPOという戦略を打ち出しているわけですが…。韓国でのFX取引といったことも視野に入れていらっしゃるんでしようか。
高島 韓国では、最近になってFXが解禁になって、韓国の証券会社がFXサービスを開始する動きがあります。弊社は韓国市場に直接進出するというよりも、カウンターパーティー(取引会社)といった形での参入になるかと思います。ただ、長期的な計画では中国でインターネット証券をやってみたいですね。証券会社は無理でも、証券会社に取引システムを提供するシステム会社として参入するスタイルでもいい。
田嶋 前にも指摘しましたが、FX取引会社がCFDを併設してグローバル・トレードの投資環境を提供したり、あるいはクリック証券さんのように実際に海外に出てビジネスをやっていく。そういう付加価値が、FX業界全体の信用やブランドを高めるんだと思います。一般の個人投資家が、メガバンクや大手証券会社と同じ視線でFX業者を見てもらえるかどうかが、これからの大きな課題なんでしょうね。
高島 今回のレバレッジ規制によってFX取引の魅力がなくなるということではない、逆にこれまでリスクのある商品だという理由でFXを敬遠してきた投資家がFXを実際にやってみるようになり、株式と同じ証券会社の提供する金融商品のひとつとして、裾野が広がるいい機会だと思います。もっともっと多くの投資家にFX取引の魅力、メリットを理解していただければと思います。個人投資家にとっても、今後は安心して参入できる環境が形成されていくと考えています。(取材・文責:サーチナ・メディア事業部)
- 2010/07/23(金) |
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サイバーエージェントFX、「くりっく365」6月新規口座開設数シェアが4割超
サイバーエージェントFXは8日、取引所為替証拠金取引「くりっく365」の2010年6月度の新規口座開設数が3,222口座となったと発表した。これは、「くりっく365」取扱会社、全17社における同月新規口座開設数の合計8,014口座の約40.2%を占め、3月度の38%から4カ月連続で30% 超となると同時に、「初めて40%以上のシェアを記録した」(サイバーエージェントFX)。
現在、サイバーエージェントfxでは、2010年8月31日まで、くりっく365手数料50%OFFキャンペーンを実施している。同キャンペーンは、くりっく365口座の取引枚数の集計期間を通常の「1カ月間」から「2カ月間」に延長することで、月間取引枚数が少ない顧客も1枚当たり片道 50〜75円(税込)の取引手数料で取引できるものとなっている。
同社では、「今後もさらに多くの投資家ら支持されるよう、取引環境の向上に努め、さまざまなサービスを拡充していく」としている。
現在、サイバーエージェントfxでは、2010年8月31日まで、くりっく365手数料50%OFFキャンペーンを実施している。同キャンペーンは、くりっく365口座の取引枚数の集計期間を通常の「1カ月間」から「2カ月間」に延長することで、月間取引枚数が少ない顧客も1枚当たり片道 50〜75円(税込)の取引手数料で取引できるものとなっている。
同社では、「今後もさらに多くの投資家ら支持されるよう、取引環境の向上に努め、さまざまなサービスを拡充していく」としている。
- 2010/07/09(金) |
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“弁当なし”。“楽屋は大部屋”。長寿番組『笑点』の知られざる真実。
毎週日曜日の夕刻になると、テレビのチャンネルを『笑点』(日本テレビ)に合わせるご家庭は多いのではないだろうか。同番組は人気お笑い芸人がレギュラーなわけでもないのだが、放送開始から44年目となる今も18%以上の視聴率をかせぐ驚異的な人気番組だ。その『笑点』人気の秘密を大喜利メンバーの6代目三遊亭圓楽(元楽太郎)が語ってくれた。
現在、同番組のレギュラーは司会の桂歌丸、林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、6代目三遊亭圓楽、春風亭昇太、林家たい平、そして座布団運び担当の山田隆夫となっている。
基本的に18%以上、高い時は20%を超える高視聴率番組だけに各自の出演料もかなり高額となりそうなものだ。ところが圓楽が6月12日放送の『メレンゲの気持ち』で意外な事実を話したのである。
「ギャラはずっと同じ」と彼は言うのだ。もっとも、各自のギャラの額は当人にしかわからないので圓楽のギャラの推移から予想した範囲である。彼は「ギャラはずっと上がってない」と話すと次のように分析した。林家こん平が病気で降板して弟子のたい平が代理出演しており、当然出演料は下がるはず。また、故5代目三遊亭圓楽が引退して桂歌丸が司会となり春風亭昇太がその代わりに登場した。そこにも歌丸と昇太の差額分が安くなるはずだ。出演料の総額が下がった分はどうなったのか? そして彼は「それはどこに消えたんだろうな? 実は歌丸師匠が役職手当を要求したと踏んでるんだ」と笑いながら推理した。
また、視聴率をかせぐ番組はどの局もお弁当がイイのである。例えば『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ)に初めて出演した芸人の『めおと楽団ジキジキ』が「弁当の格が違う」と驚きを隠せなかった。その時は4種類のメニューがケータリングで用意され食べ放題だったという。
『笑点』はそれ以上の視聴率をかせぎ、40年を超える長寿番組であるだけに、お弁当はどうなっているのか気になるところだ。圓楽によると「笑点は弁当は出ないよ」と言うのである。収録は後楽園ホールで隔週土曜日の昼間に行われ2週分を録り、大体、午前10時に入って午後15時に終わるというのだが、お弁当どころかお菓子も出ないという。いつも皆は差し入れのお菓子や圓楽が買ってくるあんぱんやカレーパンを食べたりするようだ。
では、楽屋はどうなのか? 名のある落語家だけに各自お決まりの楽屋がありそうだが、実は大部屋に全員が入るのである。御大、桂歌丸から、山田君までみんな一緒に大部屋でくつろぎ、畳を敷いた場所で着替えるという。また一角にベッドがおいてあり「ここは気分が悪い方、具合の悪い方の為にあけてあります」「急患の際にはここを使います」と貼紙がしてある。そのベッドに歌丸が座るらしい。
最も驚いたのは座布団の件だった。なかなか座布団をためるのは難しいのだが、なんとか10枚たまると賞品がもらえるのだ。この賞品が洒落の効いたものなのだが、もらう本人はあまり嬉しくないのである。これまでには歌丸が『犬小屋』をもらったが彼は犬は飼っていないのだ。小遊三が9年前の2001年に10枚ためてもらった賞品は「2001年宇宙の旅」にかけた「2001円で府中で買った足袋(たび)」だったらしい。
圓楽が「一番腹がたった」という賞品は「林家木久扇さんに落語の稽古をつけて貰える」というもので、本来はロケでやる予定だったのに「めんどくさいからそこで」といって大部屋で「雨が降ってる。や〜ね(屋根)」などと木久扇流の駄洒落を指南されたのだ。どれもこれも苦労してためた座布団10枚に見合う賞品とは思えないものである。
『笑点』はこのように人気番組にしては出演者の待遇が地味なのである。しかし、これが同番組が老若男女とも安心して楽しめ、40年以上も飽きられずに支持される秘訣かもしれない。レギュラーメンバーもその事を感じているからやっていけるのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
学術的な気持ちいい気分
赤いアフィリエイターの辞書
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現在、同番組のレギュラーは司会の桂歌丸、林家木久扇、三遊亭好楽、三遊亭小遊三、6代目三遊亭圓楽、春風亭昇太、林家たい平、そして座布団運び担当の山田隆夫となっている。
基本的に18%以上、高い時は20%を超える高視聴率番組だけに各自の出演料もかなり高額となりそうなものだ。ところが圓楽が6月12日放送の『メレンゲの気持ち』で意外な事実を話したのである。
「ギャラはずっと同じ」と彼は言うのだ。もっとも、各自のギャラの額は当人にしかわからないので圓楽のギャラの推移から予想した範囲である。彼は「ギャラはずっと上がってない」と話すと次のように分析した。林家こん平が病気で降板して弟子のたい平が代理出演しており、当然出演料は下がるはず。また、故5代目三遊亭圓楽が引退して桂歌丸が司会となり春風亭昇太がその代わりに登場した。そこにも歌丸と昇太の差額分が安くなるはずだ。出演料の総額が下がった分はどうなったのか? そして彼は「それはどこに消えたんだろうな? 実は歌丸師匠が役職手当を要求したと踏んでるんだ」と笑いながら推理した。
また、視聴率をかせぐ番組はどの局もお弁当がイイのである。例えば『HEY!HEY!HEY!』(フジテレビ)に初めて出演した芸人の『めおと楽団ジキジキ』が「弁当の格が違う」と驚きを隠せなかった。その時は4種類のメニューがケータリングで用意され食べ放題だったという。
『笑点』はそれ以上の視聴率をかせぎ、40年を超える長寿番組であるだけに、お弁当はどうなっているのか気になるところだ。圓楽によると「笑点は弁当は出ないよ」と言うのである。収録は後楽園ホールで隔週土曜日の昼間に行われ2週分を録り、大体、午前10時に入って午後15時に終わるというのだが、お弁当どころかお菓子も出ないという。いつも皆は差し入れのお菓子や圓楽が買ってくるあんぱんやカレーパンを食べたりするようだ。
では、楽屋はどうなのか? 名のある落語家だけに各自お決まりの楽屋がありそうだが、実は大部屋に全員が入るのである。御大、桂歌丸から、山田君までみんな一緒に大部屋でくつろぎ、畳を敷いた場所で着替えるという。また一角にベッドがおいてあり「ここは気分が悪い方、具合の悪い方の為にあけてあります」「急患の際にはここを使います」と貼紙がしてある。そのベッドに歌丸が座るらしい。
最も驚いたのは座布団の件だった。なかなか座布団をためるのは難しいのだが、なんとか10枚たまると賞品がもらえるのだ。この賞品が洒落の効いたものなのだが、もらう本人はあまり嬉しくないのである。これまでには歌丸が『犬小屋』をもらったが彼は犬は飼っていないのだ。小遊三が9年前の2001年に10枚ためてもらった賞品は「2001年宇宙の旅」にかけた「2001円で府中で買った足袋(たび)」だったらしい。
圓楽が「一番腹がたった」という賞品は「林家木久扇さんに落語の稽古をつけて貰える」というもので、本来はロケでやる予定だったのに「めんどくさいからそこで」といって大部屋で「雨が降ってる。や〜ね(屋根)」などと木久扇流の駄洒落を指南されたのだ。どれもこれも苦労してためた座布団10枚に見合う賞品とは思えないものである。
『笑点』はこのように人気番組にしては出演者の待遇が地味なのである。しかし、これが同番組が老若男女とも安心して楽しめ、40年以上も飽きられずに支持される秘訣かもしれない。レギュラーメンバーもその事を感じているからやっていけるのだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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- 2010/06/24(木) |
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崖っぷちだった黒木瞳が「同窓会」効果でウハウハ
黒木瞳(49)主演のドラマ「同窓会〜ラブ・アゲイン症候群」(テレビ朝日)が好調だ。27日放送の第6話までで平均視聴率は14%近くをキープ。しかも、「同窓会恋愛」が流行語になり、40代、50代の主婦層を中心に同級生との復活愛がさながらブームのようになっている。
宝塚出身女優の黒木はここ最近はヒット作もなく、宝塚の後輩の真矢みきや天海祐希に押され気味だった。そのため“営業戦略”を大幅に転換――。
最盛期は1時間200万円ともいわれたドラマの出演ギャラは半額の100万円程度、CMもピーク時は1本6000万円だったのに、3000万円前後にまで下げて“使いやすさ”を優先。出演キャラもセレブ妻路線から庶民派に切り替えてドラマ「同窓会」に臨み、もくろみ通りの大成功を収めたのだ。
黒木はこのドラマでつまずけばCMもドラマ出演もすべてパーになるという見方があったが、ドラマと出演をリンクさせていた花王、イトーヨーカドー、ハウス食品など5社のCMも相乗効果が出ている。
「大手広告代理店勤務の夫がキッチリとマネジメントしているため、CMはさらに増える」という業界関係者の声もある。
ドラマ出演と合わせていたのはCMだけではない。今年デビュー30周年を迎える黒木は1日にエッセー集「私の場合」(講談社)も発売し、売れ行き好調。同時に9都市でのディナーショーもスタート。
起死回生のイメチェンの経済効果は億単位だ。
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宝塚出身女優の黒木はここ最近はヒット作もなく、宝塚の後輩の真矢みきや天海祐希に押され気味だった。そのため“営業戦略”を大幅に転換――。
最盛期は1時間200万円ともいわれたドラマの出演ギャラは半額の100万円程度、CMもピーク時は1本6000万円だったのに、3000万円前後にまで下げて“使いやすさ”を優先。出演キャラもセレブ妻路線から庶民派に切り替えてドラマ「同窓会」に臨み、もくろみ通りの大成功を収めたのだ。
黒木はこのドラマでつまずけばCMもドラマ出演もすべてパーになるという見方があったが、ドラマと出演をリンクさせていた花王、イトーヨーカドー、ハウス食品など5社のCMも相乗効果が出ている。
「大手広告代理店勤務の夫がキッチリとマネジメントしているため、CMはさらに増える」という業界関係者の声もある。
ドラマ出演と合わせていたのはCMだけではない。今年デビュー30周年を迎える黒木は1日にエッセー集「私の場合」(講談社)も発売し、売れ行き好調。同時に9都市でのディナーショーもスタート。
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- 2010/06/04(金) |
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痴漢“無実”証明できぬまま自殺 息子信じる母、目撃者捜し続く
昨年12月、ある青年が痴漢の疑いで警察の事情聴取を受けた。東京・JR新宿駅で「女子大生の腹を触った」という疑いだ。青年は強く否定したが、聴取の翌朝、自殺。その後、痴漢容疑で書類送検され、被疑者死亡で不起訴となった。一人息子を失った母は訴える。「息子は無実なのに、このままでは永遠に『痴漢』のレッテルを張られたままです」−。(千葉倫之、福田涼太郎)
「(痴漢容疑は)私はまったく関係ありません。どれだけ憔悴(しょうすい)しても、状況が変わっても、関係ないものは関係ない」
昨年12月11日未明、警視庁新宿署。私大職員の原田信助さん=当時(25)=は捜査員に必死で訴え続けた。遺品の携帯ボイスレコーダーに聴取での原田さんの肉声が残っていた。
「事件」があったのは前日の10日午後11時過ぎ。同署によると、新宿駅構内の通路をホームへ歩いていた原田さんは、男性2人、女性1人の大学生グループとすれ違った。ともに酒を飲んだ後だった。
しばらくして女性が「おなかを触られた」などと訴えたため、男性2人が引き返し、原田さんを「犯人」とみて、1人がつかみかかった。警察官や駅員も駆けつける騒ぎとなった。
「いきなり殴られ、階段から引き落とされ馬乗りで床に頭を打ち付けられた。私は暴行の被害者です」
新宿署での聴取で、原田さんは一貫して主張。レコーダーには最初は激しい口調だったが、次第に憔悴し、つぶやきや泣き声をあげる原田さんの様子が収められていた。
聴取は未明まで続き、「暴行を受けた件で呼び出しがあれば」再び出頭すると確約書を書いた原田さんは午前6時前に署を出た。そして6時40分、新宿区の地下鉄東西線・早稲田駅のホームから電車へ身を投げ、死亡した。
「息子は聴取の途中まで、痴漢の疑いをかけられたことにも気付いていないし、目撃者捜しや防犯カメラの調査も頼んでいる。自分で110番もしている。痴漢扱いされて絶望し、命を絶ってしまった」。原田さんの母、尚美さん(53)はこう訴える。
実は、新宿署は事件後、尚美さんに「容疑は晴れた」と説明していた。しかし、今年1月29日に一転、原田さんを痴漢(東京都迷惑防止条例違反)の容疑で書類送検。被疑者死亡で不起訴となった。
同署によると、女性は触ったという人物の顔を見ていない。唯一の物証は防犯カメラの映像だという。「女性の『(誰かに)触られた』という証言は信用できる。すれ違った瞬間はカメラの死角だが、証言と同じタイミングで触れる人は原田さんしか写っていない。証言と映像で複合的に判断した」と説明する。
一方、尚美さんは「暴行事件が一方的な言い分で痴漢事件にされてしまった。カメラの映像を開示してほしい」と反論する。
なぜ「容疑は晴れた」との説明を覆したのか。同署は「当時はカメラを確認する前だった」と釈明し、こう話す。「本来は立件するような事案ではなかった。母親の『暴行』との訴えや、相手の女性の気持ちも考慮した結果、白黒つけるべき話になった」
尚美さんは、大学生側を被疑者とする暴行容疑での被害届と告訴状を同署に出したが、「(大学生の行動は)痴漢の行為を引き留める行為の一環」(同署)として、不受理となった。
「目撃者を探しています」。5月中旬、午後10時過ぎの新宿駅。現場近くの通路にビラを掲げる尚美さんの姿があった。3月初めから毎夜のように続けている。目撃証言を寄せてくれる人も現れ出した。
「真実を明らかにして、息子の無念を晴らしたい」
原田さんは平成20年に早稲田大を卒業。JAXA(宇宙航空研究開発機構)を経て昨年10月、私大職員に転じた。事件当日は新しい職場の歓迎会帰りだった。
「明るくまじめな勉強家」と友人は口をそろえる。大学サークルの同級生の男性(25)は「親思いで、就職が決まって『これで母を安心させてあげられる』と話していた」。先輩の女性(28)は「誠実な人。あらぬ疑いをかけられ、本当に悔しかったんだと思う」と話す。
「真実」はどこにあるのか。原田さんはもう弁明できない。「事件のために仕事をなくしても何でもよかった。せめて生きていてくれたら…」。尚美さんは言葉を絞り出すと、涙を落とした。
「(痴漢容疑は)私はまったく関係ありません。どれだけ憔悴(しょうすい)しても、状況が変わっても、関係ないものは関係ない」
昨年12月11日未明、警視庁新宿署。私大職員の原田信助さん=当時(25)=は捜査員に必死で訴え続けた。遺品の携帯ボイスレコーダーに聴取での原田さんの肉声が残っていた。
「事件」があったのは前日の10日午後11時過ぎ。同署によると、新宿駅構内の通路をホームへ歩いていた原田さんは、男性2人、女性1人の大学生グループとすれ違った。ともに酒を飲んだ後だった。
しばらくして女性が「おなかを触られた」などと訴えたため、男性2人が引き返し、原田さんを「犯人」とみて、1人がつかみかかった。警察官や駅員も駆けつける騒ぎとなった。
「いきなり殴られ、階段から引き落とされ馬乗りで床に頭を打ち付けられた。私は暴行の被害者です」
新宿署での聴取で、原田さんは一貫して主張。レコーダーには最初は激しい口調だったが、次第に憔悴し、つぶやきや泣き声をあげる原田さんの様子が収められていた。
聴取は未明まで続き、「暴行を受けた件で呼び出しがあれば」再び出頭すると確約書を書いた原田さんは午前6時前に署を出た。そして6時40分、新宿区の地下鉄東西線・早稲田駅のホームから電車へ身を投げ、死亡した。
「息子は聴取の途中まで、痴漢の疑いをかけられたことにも気付いていないし、目撃者捜しや防犯カメラの調査も頼んでいる。自分で110番もしている。痴漢扱いされて絶望し、命を絶ってしまった」。原田さんの母、尚美さん(53)はこう訴える。
実は、新宿署は事件後、尚美さんに「容疑は晴れた」と説明していた。しかし、今年1月29日に一転、原田さんを痴漢(東京都迷惑防止条例違反)の容疑で書類送検。被疑者死亡で不起訴となった。
同署によると、女性は触ったという人物の顔を見ていない。唯一の物証は防犯カメラの映像だという。「女性の『(誰かに)触られた』という証言は信用できる。すれ違った瞬間はカメラの死角だが、証言と同じタイミングで触れる人は原田さんしか写っていない。証言と映像で複合的に判断した」と説明する。
一方、尚美さんは「暴行事件が一方的な言い分で痴漢事件にされてしまった。カメラの映像を開示してほしい」と反論する。
なぜ「容疑は晴れた」との説明を覆したのか。同署は「当時はカメラを確認する前だった」と釈明し、こう話す。「本来は立件するような事案ではなかった。母親の『暴行』との訴えや、相手の女性の気持ちも考慮した結果、白黒つけるべき話になった」
尚美さんは、大学生側を被疑者とする暴行容疑での被害届と告訴状を同署に出したが、「(大学生の行動は)痴漢の行為を引き留める行為の一環」(同署)として、不受理となった。
「目撃者を探しています」。5月中旬、午後10時過ぎの新宿駅。現場近くの通路にビラを掲げる尚美さんの姿があった。3月初めから毎夜のように続けている。目撃証言を寄せてくれる人も現れ出した。
「真実を明らかにして、息子の無念を晴らしたい」
原田さんは平成20年に早稲田大を卒業。JAXA(宇宙航空研究開発機構)を経て昨年10月、私大職員に転じた。事件当日は新しい職場の歓迎会帰りだった。
「明るくまじめな勉強家」と友人は口をそろえる。大学サークルの同級生の男性(25)は「親思いで、就職が決まって『これで母を安心させてあげられる』と話していた」。先輩の女性(28)は「誠実な人。あらぬ疑いをかけられ、本当に悔しかったんだと思う」と話す。
「真実」はどこにあるのか。原田さんはもう弁明できない。「事件のために仕事をなくしても何でもよかった。せめて生きていてくれたら…」。尚美さんは言葉を絞り出すと、涙を落とした。
- 2010/05/20(木) |
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